ITの基本用語が書かれており、大変わかりやすく記載されています。

様々な場面で目にするIT用語。なんとなく理解しているけど、他人から「○○ってどういう意味？」と聞かれると上手く答えれない。そんなときに手にしてほしい本です。用語がカテゴライズされているので、パラパラめくっているだけで類語が学べるように工夫されています。お子さんがいる家庭では、小学生くらいからでも読みやすいと思います。

なんとなく見聞きして使っているIT用語ですが、思い返すと実は良く分からずに使っていた、なんて思うことも少なくありませんよね。本書はそんなIT用語の意味を、少ない文章で端的に説明しようとしています。読むだけだと少し難しく感じるような内容も、一度読んでみてから図を見返すと、なるほどねと腹落ちすることが少なくありません。AIや量子コンピューターのような最近の用語から、CPUやOSとはなんぞやのような基礎的な用語まで一通りカバーしています。またITに関わる会社や人物の章は、どんな人々が関わって技術が発展してきたのかが伺い知れて、結構面白いです。広くIT用語をかじってみたい社会人や、就活対応など幅広くお勧めできる良書です。

本書の内容は理解しやすく、内容もまた豊富です。説明はシンプルかつ、深く、理解しやすいです。1ページ約40秒もあれば理解できるでしょう。この実用書は、エンジニアを目指す人や、起業家を目指す人、IT系の企業に勤める人などにおすすめです。個人的には本書は、通学中に読んでいますが、1日約1時間読んでいると、1週間もせずに読み終えますのでおすすめです。

ページの約半分を占めるイラストがお絵かきレベルで中途半端。楽しんで眺めるという触れ込みだが、このイラストを見ても何も理解が深まらない。その分、解説が非常に少なく、本当にお遊び程度の内容で残念。

新入社員、ITに苦手意識を持っている人にも役立つ、とタイトルの一部に書かれているのだが、実のところ、時事問題を知るのにもかなり役立つ一冊である。新入社員の前段階である、就職活動を前にした人、また、あらゆる年代が知識を広げるのにかなり役立つ内容だ。現代において、ITはかなり生活、社会、経済と結びついている。小さなところでは、現在は携帯電話の三大キャリアもついに、日本で独自進化を遂げたいわゆるガラパゴス携帯のサービスの終了を明確にし、ユーザーにスマートフォン移行への案内を進めている。そのために多くの人が、スマートフォン使用による新たなサービス、用語、新たな世界に触れることになり、私もだが、多くの人がIT用語に触れたり、その理解、理解のための説明を行うことを求められているだろう。余談だが、「いわゆるガラケー」で称されているガラケーだが、それが「ガラパゴス携帯（日本で独自進化を遂げて、島国であったためにその地域のみで生物が独自進化を遂げたガラパゴス諸島から取った俗称）」であることを知らない人も多かろう。このように、ITの俗語がいつの間にか世に浸透してしまうケースもある。そのくらい、IT用語は普通に使われているのだ。この本は・現代　・ニュース　・基本　・実務　・サービス　・経営　・インターネット　・企業と人物といった９つのカテゴリに分けて、現在それなりに耳にする用語の解説を行っている。基本は1ページで、その中に単語、大きなだいたいこんなものだよというイメージ図解、解説、トピック１と２という関連する説明、ページの地の部分には関連用語があればそれがどの章で何ページにあるかの端書き、を載せているという構成。これを読めばざっとさわりがわかる。説明は一ページでざっくり読めるし、ポイントをついているのでおおむね理解もしやすい。たとえば、人からの話で、何となくわからないけれど単語を受け流してしまったとき、その名称を覚えていればこれでどういう内容かを確認して、もっと知りたければ更に調べればいいし、ＳＮＳでも他の人がひょいと出している単語がわからないときもこれでまずは下調べをすると更に調べるのにかなり便利になってくる。結構、自分の専門と少しはずれていたりすると、最近の流行を知らなかったりというのはあるものだ。はじめはみんな知らないのだから、知らないのがデフォルトと考えて素直に学習すればいいことだが、自分で調べたり学習するにしても、ざっくり概要が分かっているとそれがどんな分野であるかとか取っかかりをつかみやすくなる。そういうのに、この本の内容はかなりお役立ちだと感じた。また、前述した多くの人がスマホに移行している件だが、これにより私は最近、Ｐａｙってなに、とか尋ねられている。それ以前にまず、この中にもあるAndroidとiOSとはなんぞやも説明させられた。これがたぶん、企業版になると、最近トッパンフォームズとかいろんなところが一生懸命「ＤＸ」デジタルトランスフォーメーションという言葉を浸透させようとしているのか、ＤＸＤＸと言い出すテレビＣＭを流しているが、ＤＸって何と聞かれるし、たぶん売り込みをかけられた企業の疎い人はＤＸになると便利になるのかとか、社内で尋ねてどう説明するかな…となってるのがあるだろうな、と想像してしまう。規模と内容によりケースバイケースですというのも、まずは相手にそれがどんなものであるかを説明して、わかってもらうことからはじまるのだが、そもそも相手にわかるように説明するのはなかなかに難しい。そういうときに、この本は簡単に説明するのに、大変に役立つと感じた。自分がざっと知るのにも便利だし、説明をするのにも役立つし、雑学を増やす感覚で読むのにも結構な読み応えがあっておもしろいと思う。興味がある人ならば、なかなかにおもしろいので、子どもでも大人でもわりとあらゆる年代に読みやすく、すすめられる内容となっている。いろいろをざっくりと知れておすすめです。

初心者にはわかりやすいけど図鑑じゃないような気がします。用語辞典みたいな本です。ただし、特定の用語を長ったらしく文章で説明はしていません。キャッチコピーやイラストで印象に残りやすい工夫があります。取り上げている用語も今どきの用語ですので、広く浅くIT技術を理解するのは良本です。ただし、初心者にはわかりやすい本ではありますが、特定の技術を図や写真を使って詳細に説明する図鑑ではないような気がします。