劇場版や旧TVシリーズを見て、その熱量に触れ「続編もあるのか！！」という想いを胸に嬉々としてここへ来た方々。悪いことは言わないので、このTVシリーズだけは見ないことを強くオススメします。これは、今までの設定、積み上げてきたもの、全てをぶち壊して上澄みだけをすくい上げ、それを張り合わせて作った”ナニカ”です。ヨーグルトの上澄みはプロテインとなり、人の体に大変有益な作用を及ぼしますが残念ながらこのアニメーションを作り上げている上澄みはただの虚無です。そこには何も存在しません。「もしかして当たり回が」や、「最後まで見れば何かが」といったこともありません。見るだけであなたの人生における貴重な260分程度を消費してしまいます。つまり「見ない」という選択肢を選ぶだけで人生において260分という時間を獲得することになり、また美しい想いをWUGに抱いたまま今後の人生を歩むことが出来ます。これは非常に有意義な選択肢です。私自身からすれば羨ましくさえ思います。物語としてのWake Up, Girls！は確実にBeyond the Bottomで完結しています。ただ一つ、例外があるとすれば、制作の裏話、新監督の板垣と山本氏の発言や場外乱闘同氏の告白等、全て含めての総合エンターテインメントとしてこのプロジェクトを皿まで喰らいたいという極めて変態的思考の方に関して言えば、残念ながらこの作品を見ずして語れぬ部分はあります故、そう言った方には必見となっております。ただ、人の記憶や感情というものは不可逆的で一度体験してしまうと過去には戻れません。その点だけはお忘れなきよう。さて、私はできる限りの助言を致しました。もしもこれを見てしまった後であっても貴方にとって幸多き人生であることを祈っています。

劇場版の2作までは本当によかった。ラブライブなどに比べればシナリオが弱く大味なのは否めませんでしたが、サクセスストーリーとしてわかりやすかったし、可愛かったし、キャラクターに共感できたし、歌もよかったし、アイドルという象徴にワクワクさせられました。しかしこれはダメです。作りが適当なんですよね。キャラデザは違いすぎだし、絵の雑さを顔のアップやおかしな構図どりや静止画でごまかしてばかり。新キャラ3人もストーリー上の必要性を全く感じないし、これといって魅力もない。そのキャラを担当している女の子たちも、やる気はあるんでしょうがどうにも空回りしているし、全体的に魅力は感じないですね。蛇足感が強いです。やはり他の皆さんにもさんざんに言われているだけあるなと。クオリティが低すぎて、ファンだけでなく関係者までバカにしてんのかと思うレベルです。私は普段そういうことをしないのですが、この作品については途中でうんざりして観るのをやめました。

私、皆さんが愛してきたWUGはここに消えた。本作、Wake Up,Girls!新章の問題点は非常に多いまず、作画。絵が良く固定されてもはや映像では無いところがある。また、キャラデザが劣化してしまっている。正直言ってキモい。前作までの登場人物達の魅了を全て消し去っている。そして何よりも、楽しませてくれたダンスのシーン。前作まではCGではなくぬるぬる動いていましたが、本作では出来の悪いCGと最悪の状態となって私たちの前に現れた。予算が降りなかっただろうか?それにしてもひどすぎる。あんまりだ。次、話。他の同志達も語っていたようにとにかくひどい。前作までは登場人物一人ひとりの背景、心情を巧みに表し、WUGだけではなくI-1の子達にも非常に魅力を感じることができた。本作はどうだろうか?私は本作のヒロイン一人ひとりに1mmも魅力を感じることができなかった。特にひどかったのが殴り込み三人姉貴。尺を使っただけ。時間稼ぎかなんかだったのだろうか？WUGが持つアイドルとしての個性。本作には残念ながら存在しなかった。これはWUGとは言えない。予算が降りなかったのなら、いっそのことやらないで欲しかったと思うこの頃である。

WUGの劇場版と１期と劇場版。そして何よりアイドルWUGの大ファンです。これを見たら、人としてダメなアイツさえ、最小限の実力はあったと認めざるを得ない。あんなのに仕事任せたくないけど、こんなのを見るんだったら、監督代えないほうがよかった。あんな野郎のことだし、きっと問題はあっただろうけどよ。アニメとして、WUG新章は、WUGが持っていた作品としての魅力と他のアイドルとの違い積み上げてきたすべてを無に帰した。萌えの枠から、少し離れて、素朴でかわいい絵で、一から頑張ってる姿。それを放棄して、他アイドルの真似ばかりする様子が続いた。それに３Dダンスも、拒否感すごかった。ロートスコープで中の人想像しながら、凌いでみてた。不満点はまだまだ続くが、もう言っても無駄かな？正直、2期さえ成功したなら、2019年3月ファイナルライブもなかったかも知れない。少なくとも一年はもっと長引いたはず。その罪も大きい。最後に、アニメ自体もあやふやなまま、凸入れしてRGRの広告まで、入れるなんて酷すぎ。

新章になって　対象年齢が低めになった。小学生低学年向き。。。今までの作品は楽しめたのに！

最初のテレビシリーズしか見てなくて、先日のSSAでのファイナルライブに参加。解散するのは残念だなーと思いながら、見ていなかった劇場版2本と新章を視聴。色々問題があったんだろうけど、新章が酷すぎじゃないか？？止め絵ばかりの紙芝居のようなアニメ、手書きで味のあったライブシーンから気持ちの悪い頭身のCGモデルを使用した、酷いカメラワークのライブシーン。訳の分からない新アイドル押しの本編。なんだこれ。

アイドルグループものということで、特徴・掘り下げ・インパクトがないと覚えられない人数のヒロインが登場する本作シリーズですが、グループだとみにゃみとか公式一推しの島田真夢ぐらいしか覚えられなかった1期、何でかってほぼ同じ顔体格が並んでるシーンが割とあったんですよね（遠い目今作はその点では一応だいたいのシーンで見分けはつく程度に作画はある意味安定してます！ただ、そのクオリティは残念！（どーん前半中盤までは何となくわかりみのあるシナリオだったのですが、やっとでさえたくさんキャラがいる話なのに、そんなに物語に爪痕を残さずに無駄に尺を使って終わった殴り込み3人組、最後は何なんですかね、何となく1週見落としたかな？感を3回程味わされたライトプレイヤー的には残念の極み、でも最終話をコメント付きでみた際には「最初からこのクオリティでやれ」あれには満場一致の一体感でしたね（ニッコリ

面白かったです。なるほどなぁ、と言った感じ。前作までは敵の犯罪者に免罪体質者以上の異能者がいて、常守朱ら常人がそれに翻弄される展開。しかし今作は主人公がその免罪体質者つまり異能者であり、それに合わせて敵にも異能者を登場させると作品のインフレが起こってしまう。インフレは展開的に今後のお楽しみになるのかもしれません。そこで梓澤廣一。異能者（主人公）を出し抜ける一般人を敵役にしてインフレにならない範囲で面白い展開に持ち込むのは上手い脚本だと思います。しかしだからこそクライマックスでは小さくまとまった感も拭えない気もしました。新作PROVIDENCEの公開が間近だそうです。FIRST INSPECTORでも様々な謎や伏線が残されました。私の関心は、常守朱って何者？ですが、最後まで「ただのレジリエンスの強い一般人」であって欲しいと思います。

結局の所、何を以てPSYCHO-PASSと思っているかで評価が変わるだけだと思う。私は「シビュラシステムという人智を超えた絶対的価値基準のある社会でどうやって生きている人々が折り合いをつけて行くのか」と思っているので、3期はミクロ的な悪役が出てきて解り易く倒して終わりみたいにならなかったので気に入ってる。開国政策、移民問題を主軸に社会に噴出する問題と向き合うストーリーの方がより、シビュラ的だと感じました。一期は解り易く纏まってはいたけど、全体から俯瞰すると槙島は何も為してないしなんか狡噛と槙島が社会そっちのけで二人の世界を展開して終わった感あるんですよね。社会的には何も解決してなくてそれで？？てなった。そういう意味で二期の鹿矛囲桐斗を経てシビュラに感じていた矛盾が是正され、三期でシビュラも新たな段階へ進んでいくのだなととても楽しめました。新しいキャラが覚えられないのは単純に老化では。三期はそれぞれが信頼を得る過程が丁寧で、なんで特に経緯なく仲良くなってんの？みたいなのなくて良かったです。